上皮成長因子受容体(EGFR)阻害薬「エルロチニブ」(商品名:タルセバ)について、日本人の非小細胞肺癌(NSCLC)患者を対象にした第2相臨床試験で有望な結果が得られたことが明らかとなった。9月29日から10月3日にトルコのイスタンブールで開催された欧州癌治療学会で近畿大学の田村研治氏が発表したもの。エルロチニブは中外製薬が国内開発を進める分子標的薬で、ゲフィチニブ(商品名:イレッサ)と同じくEGFRを標的とする。得られた結果は、ゲフィチニブの日本人における奏効率とほぼ同等で、副作用の種類も似通っていた。

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