厚生労働省研究班による多目的コホート研究の結果、糖尿病歴がある男性はそうでない男性に比べ、癌リスクが27%と有意に高く、肝臓癌に限定すると2.24倍になることが示された。糖尿病歴がある女性では、胃癌(1.61倍)、肝臓癌(1.94倍)などが有意に高かった。糖尿病と癌発症の関係が疑われるようになって久しいが、明確なエビデンスを示した報告はなかった。国立がんセンターがん予防・検診研究センター予防研究部予防疫学研究室の井上真奈美氏らの研究で、詳細はArchives of Internal Medicine誌2006年9月25日号に報告された。

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