ホルモン療法に反応しないエストロゲン受容体(ER)陰性の乳癌は、ER陽性乳癌に比べ、切除後の予後が悪いと考えられてきた。が、近年の化学療法の進歩で、ER陰性患者の再発率と死亡率も着実に減少している。1985年時点と1997年時点の治療のアウトカムを後ろ向きに比較したところ、ER陰性患者では、この12年間に術後5年間の再発リスク、死亡リスクがいずれも55%有意に減少していた。ER陽性患者では有意差はなかった。米Texas大学M. D. Anderson Cancer CenterのDonald A. Berry氏らによる米国の研究で、詳細はJournal of American Medical Association(JAMA)誌2006年4月12日号に報告された。

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