これまで、幼児の急性中耳炎を広く予防できるワクチンはなかった。急性中耳炎の主な原因である肺炎球菌の莢膜多糖体とインフルエンザ菌のD蛋白質を組み合わせた新ワクチンを2歳未満の幼児に投与し、効果を評価したチェコ防衛大学のRoman Prymula氏らは、初回急性中耳炎の予防効果は33%、急性中耳炎全体の予防効果は、ワクチンに含まれる血清型の肺炎球菌による発症57.6%、無莢膜型インフルエンザ菌による発症35.3%といずれも有意だったことを明らかにした。詳細は、Lancet誌2006年3月4日号に報告された。

ログインして全文を読む