末期の膀胱疾患に対しては、消化管の一部を利用した膀胱再建術が適用される。しかし、消化管を尿路の一部として使用することによる合併症は少なくない。米Wake Forest大学のAnthony Atala氏らは、脊髄髄膜瘤の患者を対象に、患者自身の膀胱から生検によって採取した細胞を培養、3次元足場の内外に植え付け、膀胱を拡大した。7人の患者を平均46カ月追跡した結果、排尿調節機能の向上が見られた。再生膀胱をヒトに適用した初めての研究の詳細は、Lancet誌電子版に2006年4月4日に報告された。

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