日常診療の現場で、慢性閉塞性肺疾患(COPD)患者の心不全併発を診断するのは難しい。COPDと心不全は、症状と危険因子が重複するためだ。心エコーは心不全診断に必須だが、国によっては日常診療の場でこの検査を行えないところも少なくない。オランダUtrecht大学のFrans H Rutten氏らは、病歴、身体所見、血液検査の値などの中から、安定期のCOPD患者の心不全診断に有用な指標を探した。その結果、虚血性心疾患の既往、心尖拍動の側方偏位、BMI高値、心拍数の上昇、N末端プロ脳性ナトリウム利尿ペプチド(NT-proBNP)レベルの上昇、心電図の異常という6つの指標を用いれば、診断は容易になることが明らかになった。詳細は、British Medical Jo

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