アダマンタン(アマンタジン、リマンタジンなど)はA型インフルエンザの予防と治療に長く用いられてきた。が、ウイルスはこの種の薬剤に対する耐性を獲得しやすい。米疾病管理センター(CDC)のRick A Bright氏らは、1994〜2005年の耐性ウイルス出現状況を調べ、世界中で耐性H3N2型が増加していることを明らかにした。1994〜1995年の流行期には0.4%だった耐性株は2003〜2004年には12.3%になっており、調査期間中に同定された耐性株の84%は2003年以降に分離されていた。耐性ウイルスの急増は主に、日本を除くアジアの国々で見られた。詳細は、Lancet誌電子版に2005年9月22日に報告された。

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