先進国の多くが、高齢者に対するインフルエンザ不活化ワクチンの接種を推奨している。たしかに長期的な施設入所者では、ワクチン接種はインフルエンザの合併症を予防する効果を持つが、在宅高齢者の市中感染については、ワクチンの有用性はさほど大きくないことが示された。コクラン・レビューの一部として、65歳以上に対するワクチンの効果を検証した結果、明らかになったもの。イタリアでコクラン共同計画のワクチン・フィールドに携わるTom Jefferson氏の研究成果で、詳細は、Lancet誌電子版に2005年9月22日に報告された。

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