熱帯、亜熱帯に観光や商用で出向く旅行者は少なくない。デングウイルスを媒介する蚊の駆除が進み、コスト効果の高いワクチンが開発されるまで、旅行者のデングウイルス感染は増加し続けるだろう。流行地域以外で医療に従事する人々も、デング熱の治療に当たる機会に備えておいた方がよさそうだ。シンガポールTan Tock Seng病院のAnnelies Wilder-Smith氏らは、医療従事者が知っておくべきデングウイルス感染の疫学、リスク因子、臨床スペクトル、診断、治療、予防に関する概説をNew England Journal of Medicine(NEJM)誌2005年9月1日号に報告した。

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