潰瘍性大腸炎に対する新たなアプローチとして、白血球の炎症部位への移動を阻止する方法の研究が進んでいる。標的の一つが、特定のT細胞の表面に存在するα4β7・インテグリンだ。リガンドは腸管血管の内皮に発現されており、炎症により発現は上昇する。この相互作用を阻害するヒト化抗α4β7インテグリン抗体、MLN02を患者に投与した第2相臨床試験で、臨床寛解率は33%とプラセボ群の2倍を超える有意な改善が得られた。試験を行ったカナダRobarts Research InstituteのBrian G. Feagan氏らは、詳細をNew England Journal of Medicine(NEJM)誌2005年6月16日号に報告した。

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