院内感染菌の耐性化を抑制する新しい方法として、医療機関内において複数の抗菌薬を累計投与人数の割合(使用頻度)が均等になるように調整する「抗菌薬ミキシング」が注目されている。5月26日に東京で開催された第53回日本化学療法学会のシンポジウムで、広島大学大学院助教授の竹末芳生氏が、その有用性を示唆するデータを発表した。抗菌薬ミキシングの効果についてのデータがまとめられたのは初めて。特定の薬剤に偏った抗菌薬の使用は、院内感染菌の耐性化の原因になるため、抗菌薬の使い分けの必要性が指摘されていた。

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