KITはGIST患者の9割以上で陽性所見を呈し、そのほとんどにc-kit遺伝子の異常を認めるとされる。イマチニブの分子標的がc-kit遺伝子産物(KIT)であることから、KIT陽性が適応の条件となっている。しかし、KIT染色には不確実性も知られており、組織固定の問題などによって弱染色となる場合があることから、必ずしも染色強度とイマチニブ効果は相関しないというのが現状である。そこで、カナダToronto大学のMartin E. Blackstein氏らは、S0033試験から得られた治療前の腫瘍組織を病理学的に再検討して、KIT陰性例にイマチニブ効果が得られていたかどうかを解析、5月14日の一般口演で報告した。

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