神経膠腫(グリオーマ)は、その発生部位や腫瘍浸潤性などの面から、治療が極めて困難とされてきた。しかし、最近の画像診断を駆使した手術摘出率の向上や、集学的治療などの工夫によって、徐々に治療成績の向上が見えてきた。一方、イマチニブはBcr-AblやKITのほかにも、血小板由来増殖因子受容体(PDGFR)に対する選択的な阻害作用を発揮することから、PDGFRとの関連性が示唆されるグリオーマなどへの応用が検討され始めている。イマチニブの併用療法がグリオーマの治療成績を向上させるか否かに関して、5月14日のポスターセッションで治験結果(第2相臨床試験)が報告された。

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