直接監視下短期化学療法(DOTS:Directly Observed Treatment Short Course)は国際的な結核対策の切り札として大きな成果をあげている。これまで薬剤耐性結核の患者が一定以上存在する集団での感染予防効果は明らかではなかったが、メキシコにおける前向き研究の結果、耐性菌感染者が2割を超える集団でも、初期感染の場合、耐性菌感染を含め罹患率の大幅な減少が実現することが分かった。米国Stanford大学のKathryn DeRiemer氏らが、メキシコで集団ベースの前向き研究を5年間行った成果の詳細をLancet誌2005年4月2日号に報告した。

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