厚生労働省は2月3日、「抗悪性腫瘍薬の臨床評価方法に関するガイドライン」改訂版(正確には改定案)を公表した。改訂の最大のポイントは罹患率が高い癌を対象とした抗癌剤について、新たに第3相臨床試験の実施を必須にすることだ。この改訂版に関する意見募集(パブリックコメント)の締め切り日は、通例ならば公表1カ月後の3月3日に設定されるはずだったが、約1カ月延期されて4月4日になった。問題の重みに配慮した措置とみることもできるが、配慮を要した「もう一つの事情」も見え隠れする。

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