白人では、脳卒中の8〜10%が頭蓋内動脈硬化性病変が原因となって発症するといわれる。アジア系人種や黒人における頭蓋内動脈病変による脳卒中の頻度は白人より高いと推測されているが、その自然経過についてはまだほとんど情報がない。これは侵襲度の高い血管造影検査によって多数の患者を追跡することが困難であったためだが、最近は磁気共鳴血管画像検査(MRA)のような非侵襲的な方法による頭蓋内動脈病変の評価が可能になっている。本学会では、2月3日のポスターセッションで、韓国Inje UniversityのYong-Jin Cho氏がMRAを用いて中大脳動脈(MCA)の狭窄病変の経過を追跡した成績を示し、症状の有無によって動脈病変の進行に有意な違い

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