1型糖尿病は、免疫系が自分の膵臓を破壊してインスリンが十分に分泌されなくなる、一種の自己免疫疾患。「自分の膵臓細胞を攻撃せよ」という誤った指令が免疫系に植え付けられたためだが、この“間違った記憶”を取り消して免疫系を再教育するという画期的な治療法が確立された。1型糖尿病のモデル動物を使って行った実験では、治療を受けたマウスの4分の3で膵臓細胞の破壊が止まり、血糖値が正常に戻ったという。この研究成果は、Journal of Clinical Investigation誌7月号に掲載された。

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