糞便中のHelicobacter pylori(H.ピロリ)抗原を検出する「便中H.ピロリ抗原測定法」は、H.ピロリ感染診断・除菌判定法の一つとして有用なようだ。杏林大学第三内科の田中昭文氏らが6月21日、第7回日本ヘリコバクター学会のシンポジウムで同測定法と他の測定法を比較した成績などを発表した。この測定法は、米国においては既にH.ピロリの感染診断・除菌判定法として米国食品医薬品局(FDA)から認められており、欧州のThe Maastricht 2-2000 Consensus Reportにおいても標準的診断法として高く評価されている。ただ、昨年まとめられた日本ヘリコバクター学会のガイドラインでは精度を検討中と記され、また日本では保険適用ではない。

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