老年医学においても、最先端の遺伝子診断や遺伝子治療、再生医療を取り入れるのが大事−−。日本老年医学会学術集会の会長を務める大阪大学加齢医学の荻原俊男氏は、「老年病と先進医療」と題する会長講演でこう強調した。老年内科の目標は、あらかじめ与えられた生物学的な寿命に近づけること、つまり、寿命を短縮させる原因となる生活習慣病や遺伝性早老症を予防することだと述べ、21世紀においては、老年予防医学の進展と健康寿命の延長、オーダーメイド医療の進展なども重要であるとの考えも示した。

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