肺炎は、高齢者にとっては命取りになりかねない重大な疾患。しかし、肺炎患者を対象とした抗菌薬の臨床試験では、対象患者に高齢者はほとんど組み入れられていない。この現状に対し、5月30日に開催されたシンポジウム「開発コンセプトを実証する抗菌薬治験の進め方−より良いガイドラインを求めて−」では、信楽園病院内科の青木信樹氏が「市中肺炎のおよそ3割、院内肺炎の約半数が80歳以上」とのデータを提示。「抗菌薬臨床試験の対象に、臨床の場で最も抗菌薬を必要とする高齢者を含めるべき」と訴えた。

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