ブタ由来A/H1N1インフルエンザウイルス(S-OIV)が、季節性A/H1N1ウイルスに比べて肺で効率良く増殖し、肺病変はより重症になることが、日本の研究者グループによる動物実験で判明した。また、様々な年齢の日本人に由来する血清を調べたところ、S-OIVと抗原性が類似しているスペインインフルエンザ(A/H1N1)の流行より前に出生した人に、S-OIVに対する中和抗体が存在することも明らかになった。滋賀医大の伊藤靖氏、東大医科学研究所の河岡義裕氏らが、Nature誌電子版に2009年7月13日に報告した。

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