極めて困難と考えられていた移植用心臓を自己の細胞から作製する方法の確立に結び付く画期的な技術が報告された。ドナーの心臓に界面活性剤を還流させて、血管や心臓弁を維持しながらすべての細胞を除去した細胞外マトリクスを作り、そこに自己の細胞を移植・培養して心臓を作るという手法だ。ラットを使った実験で、8日目には成体心臓の2%に相当する収縮機能を示した。米国Harvard大医学部のHarald C Ott氏らの報告で、詳細はNature Medicine誌電子版に2008年1月13日に報告された。

ログインして全文を読む