骨粗鬆症性の急性椎体圧迫骨折に対する経皮的椎体形成術の適用が増えている。オランダElisabeth TweeSteden HospitalのCristina E Firanescu氏らは、圧迫骨折患者を椎体形成術またはシャム治療に割り付けて疼痛軽減の程度を比較する二重盲検のランダム化対照試験(VERTOS IV)を行い、この治療の有効性はシャム治療と差がなかったと報告した。結果はBMJ誌電子版に2018年5月9日に掲載された。

 骨粗鬆症性の椎体圧迫骨折に対する保存的治療には、鎮痛薬の投与、安静、装具の適用などがある。経皮的椎体形成術は、骨折箇所に骨セメント(ポリメチルメタクリレート)を充填する治療で、すでに広く用いられているが、適用を支持する質の高いエビデンスはなかった。そこで著者らは、対照群にシャム治療を適用する、二重盲検のRCTを計画した。この試験は、これまでに行われた同様の臨床試験より、組み入れ条件や除外条件を厳格にし、より多くの患者を登録し、クロスオーバーは認めず、より長く追跡することを意図して試験デザインが決められた。

 オランダの地域病院4カ所で、2011年から2015年まで参加者を募集した。組み入れ条件は、年齢50歳以上で、1〜3個の胸椎または腰椎

経皮的椎体形成術とシャム治療のRCTの画像

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