抗PD-1・PD-L1療法を受けた患者の免疫関連有害事象の発生率を明らかにするために、系統的レビューとメタアナリシスを実施した米Memorial Sloan Kettering Cancer CenterのShrujal Baxi氏らは、臓器特異的な有害事象はまれだが対照群よりは多く、免疫に関する全身性の有害事象の発生率は対照群と同様だったと報告した。結果は、BMJ誌電子版に2018年3月14日に掲載された。

 抗PD-1・PD-L1療法を受けた患者には、臓器特異的免疫関連有害事象(大腸炎、肝炎、肺臓炎、甲状腺機能低下症、下垂体機能低下症など)や、免疫系の活性化に関係する全身性有害事象(疲労感、下痢、発疹など)、全身性の炎症に起因する筋骨格関連有害事象(関節炎、関節痛、腰痛、筋骨格痛、筋肉痛など)の発生が報告されているが、それぞれの発生率は明らかではなかった。

 抗PD-1治療を受ける患者が増えつつある現在、免疫関連有害事象に関する詳しい情報の必要性が高まっている。そこで著者らは、抗PD-1または抗PD-L1モノクローナル抗体製剤の免疫関連有害事象について検討する系統的レビューとメタアナリシスを実施した。

 再発性または転移性の癌患者を対象に、抗PD-1または抗PD-L1治療と標

抗PD-1・PD-L1療法の有害事象の発生率は?の画像

ログインして全文を読む