喫煙者はしばしば、喫煙量を減らすことでリスクも下げられると考えがちだ。英国University College LondonのAllan Hackshaw氏らは、喫煙冠動脈疾患脳卒中のリスクを調べたコホート研究の系統的レビューとメタアナリシスを行い、1日1本でも喫煙する人は1日20本吸う人に比べ、半分程度のリスク上昇があると報告した。結果はBMJ誌電子版に2018年1月24日に掲載された。

 これまでに行われた研究で、肺癌については1日の喫煙本数と発症リスクの間にほぼ直線的な関係が見られており、1日に20本喫煙する人に比べ1本しか吸わない人のリスクは約20分の1(5%)であることが報告されている。しかし、その他の喫煙関連疾患では、リニアな用量反応関係は示されていない。そこで著者らは、1日の喫煙量が1〜5本のライトスモーカーの冠動脈疾患と脳卒中のリスクを検討するために、系統的レビューとメタアナリシスを計画した。

 1946年から2015年5月までにMedlineに登録された英語の論文の中から、前向きコホート研究で、50件以上の心血管イベントが発生しており、冠疾患または脳卒中のリスクを喫煙歴のない基準群と、喫煙本数

喫煙本数を減らしても心血管リスクは大きいの画像

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