制酸薬は、胃酸が関係する上部消化管イベントのリスクは減らすが、胃や食道での細菌増殖を容易にして吸引性肺炎のリスクを高めると考えられている。そこで、カナダToronto大学のDonald A Redelmeier氏らは、待機的手術を受けた高齢者を対象に、制酸薬使用者と非使用者の術後肺炎発症率に差があるかどうかを比較する後ろ向きコホート研究を行った。この結果、制酸薬使用者に肺炎リスク上昇は認められなかった。論文は、BMJ誌電子版に2010年6月21日に報告された。

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