HDLコレステロール(HDL-c)は独立した心血管危険因子と認識されている。しかし、HDL-c値の変化が冠イベントリスクにどの程度影響するのかについては議論があった。カナダMcMaster大学のMatthias Briel氏らは、無作為化試験の系統的レビューとメタ回帰分析を行い、HDL-c値を高めても冠疾患死亡、冠イベント、全死因死亡のリスクは下がらないこと、血中脂質レベルの正常化を目指す薬物療法の目標はLDLコレステロール(LDL-c)低下に置くべきであることを示した。詳細は、BMJ誌2009年2月28日号に報告された。

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