クロラムフェニコール軟膏は、英国とオーストラリアで細菌性結膜炎の治療に広く用いられているが、創感染の予防目的での適応外使用も少なくない。そこで、オーストラリアJames Cook大学のClare F Heal氏らは、皮膚科領域の小手術において、縫合直後に局所用クロラムフェニコール軟膏を単回塗布する方法が、創感染予防に有効かどうかを調べるための無作為化二重盲検試験を実施。偽薬群と比べた感染の相対減少率は40%、絶対減少率は4.4%となったものの、「感染リスクがさほど高くない状況では、クロラムフェニコール軟膏は臨床的に意義のある感染抑制効果を持たない」と結論した。詳細は、BMJ誌2009年1月24日号に報告された。

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