近年、多発性骨髄腫(MM)の治療は急速な進歩を遂げているが、長期生存者における問題のひとつである2次発がん(SPMs)については、依然、明確になっていない点が多い。今回行われた91例の剖検記録の後方視的解析で、SPMsを認めた5例中3例は剖検時に発見されたもので、SPMsの実態を明らかにしていく上で、長期追跡を行うことの有用性が示された。10月31日から11月2日まで大阪国際会議場で開催されている第76回日本血液学会学術集会で、独立行政法人国立国際医療研究センター血液内科の高野淳一朗氏が報告した。

ログインして全文を読む