進行肝細胞癌に対する集学的治療の標準化に向け、治療成績からみた病期別のソラフェニブと肝動注化学療法(HAIC)の適切な位置づけについてレトロスペクティブな検証が行われ、III期では両者の適応、IVA期で門脈腫瘍栓(PVTT)を伴う場合はHAICの適応、IVB期でPVTTを伴わない場合はソラフェニブの適応と考えられるが、PVTTを伴う場合は両者ともに不良で、新たな治療の開発が望まれる結果が示された。8月28日から30日まで横浜市で開催された第52回日本癌治療学会学術集会で、北海道大学大学院医学研究科消化器内科(現・横浜市立大学附属市民総合医療センター消化器病センター)の中馬誠氏が発表した。

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