IgG4関連涙腺炎・唾液腺炎の診断基準として、わが国では現在、2つの基準がある。2008年発表のIgG4関連ミクリッツ病診断基準(以下、ミクリッツ病診断基準)と2011年発表のIgG4関連疾患包括診断基準(以下、包括診断基準)だ。どちらを用いるかによって診断結果が異なる場合もあり、「混乱する」「2つ必要か」という意見も聞かれる。金沢医科大学血液免疫内科学の中村拓路氏らは、両基準の診断能を比較した結果から、「包括診断基準は有効」とする一方、包括診断基準で診断されなかった症例の拾い上げという点で「必ずしもミクリッツ病診断基準は不要とは言えない」と指摘した。日本リウマチ学会(4月24〜26日、開催地:東京)で報告した。

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