ブルガダ症候群のうち、心室細動(VF)や心停止の既往のない症例に対する植込み型除細動器(ICD)の適応は、まだ確立していない。我が国のガイドラインでは、ICDの適応を判断する際に用いる予後予測因子として、失神の既往、電気生理検査によるVF誘発(PES+)、突然死の家族歴の3因子が掲げられている。しかし、このうち家族歴は、VFや心停止の既往のないブルガダ症候群では予後との関連が低い可能性が示された。国立循環器病研究センター病院心臓血管内科の岡村英夫氏らが、第79回日本循環器学会(4月24〜26日、大阪開催)で報告した。

イベント歴のないブルガダ症候群、突然死の家族歴は予後と関連せずの画像

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