原発性硬化性胆管炎(PSC)は発症機序が十分に解明されてない慢性、進行性の肝疾患で、患者の約15%が胆管癌を発症する。その治療に免疫抑制剤のアザチオプリンが用いられることもあるが、同薬には発癌リスクが指摘されている。ドイツUniversity Medical Center Hamburg-EppendorfのRoman Zenouzi氏らは、600例を超える患者データを後ろ向きに解析した結果、アザチオプリンを投与しても発癌リスクは高まらないことを欧州肝臓学会(EASL2015、4月22〜26日、ウィーン開催)で報告した。

原発性硬化性胆管炎にアザチオプリンを投与しても胆管癌リスクは上昇せずの画像

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