これまで、内資系の企業4社だけが製造、販売してきた国内の季節性インフルエンザワクチンの市場に、最近、外資系の製薬企業が相次いで参入している。

 英アストラゼネカ社傘下のMedImmune社が製造し、海外で「FluMist」として販売されている経鼻噴霧ワクチン(VN-0107/MEDI3250)は、国内で第一三共が承認申請中。同ワクチンは、野生型のウイルス株と製造用のウイルス株から作られる遺伝子再集合体をワクチン製造株にして、鶏卵培養した弱毒化生ワクチン。鼻腔粘膜など低温で増殖しやすいように作られている。海外で実施された小児を対象とする臨床試験では、鶏卵培養した従来のワクチン(不活化HAスプリットワクチン)に比べて有意な発症予防効果が認められた。

季節性インフルエンザワクチン市場に黒船来航の画像

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