先日、2017年度の山崎貞一賞バイオサイエンス・バイオテクノロジー分野を受賞した東京大学大学院薬学系研究科・医学系研究科教授の浦野泰照氏に話を伺う機会があった。山崎貞一賞とは、材料科学技術振興財団が創設した賞で、実用化につながる業績に対して授与される。浦野氏は、低分子をベースとした蛍光プローブの研究開発を手掛けており、外科手術中にライブで癌などの標的を可視化する技術の実用化に貢献した。浦野氏が開発した蛍光試薬は今、バイオベンチャーの五稜化薬(札幌市中央区、丸山健一代表取締役)が診断薬として開発中だ。

臨床現場の「あったらいいな」が技術革新の原点の画像

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