日経メディカルでは、12月12日に翻訳書籍『終末期医療のエビデンス』(原題「Care at the close of life:Evidence and Experience」)を発行する。約700ページに及ぶ本書の編集作業を通じて、緩和ケアに対する筆者のイメージが以前とは変わりつつある。昔は治癒不能の癌患者に対してホスピスで提供されるのが緩和ケアで、残り少ない日々を少しでも安らかに過ごせるように苦痛を軽減する治療が中心だと思っていた。それが今では、緩和ケアの基本的な考え方と技術は、プライマリ・ケアでも必要になるもので、臨床研修プログラムの一部として取り入れるべきものだと感じるようになった。

「緩和ケア」が病院の質評価の基準の1つにの画像

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