精神科病院の長期入院が問題視されて久しい。精神病床の平均在院日数は1年近くに及び、退院できずに一生を終える患者も少なくない。長期入院患者がどのような人たちで、どのような暮らしを送っているのかは、医療者であっても精神科との関わりが薄ければあまり知らないかもしれない。日経メディカル Onlineで筆者が担当した東徹氏のコラムを書籍化した「精神科病院で人生を終えるということ――その死に誰が寄り添うか」には、そんな長期入院患者たちの人生と、その一時を伴走した若手精神科医、東徹氏の葛藤が生々しく描かれている。

退院後の精神科医療支援は「人権侵害」になる?の画像

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