昨年末、学生時代の友人に会った。再会の杯を上げ、しばらく思い出話に花を咲かせた後だった。友人は突然まじめな顔になり語った。「実は親父が肝臓癌なんだ。もう長くはない。先生からもうやることはないと言われた」という。5cmの腫瘍が1個と3cmの腫瘍が2個残っているそうだ。ふと気になって、分子標的治療薬のソラフェニブを使ったのか聞いてみた。

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