今年9月、女優の川島なお美さんが亡くなった直後から、様々な報道が飛び交い始めた。その中の1つが、標準治療を拒否し、ある民間療法を行ったために壮絶な闘病生活を送ったという報道で、世間に衝撃を与えた。こうしたニュースを聞いて思い浮かぶのが、「ニセ医学」という言葉だ。冒頭のようなエピソードが世間を騒がせると、「民間医療を選ぶのは患者の自己責任ではないか」という意見を言う人を目にする。しかし、医療者は患者の選択を「自己責任」で済ませてしまってよいのだろうか。

「ニセ医学」にだまされても患者の自己責任?の画像

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