患者が診察室に入ってきた時に、ちらっと見やっただけ。後は電子カルテに向かったままキーボードをカタカタ叩きながら患者の訴えを聞き、一通りの問診を終えると「問題ないですね。お大事にどうぞ」のそっけない一言──。記者が患者として病医院を外来受診した数少ない経験の中ではあるが、医師にそんな態度を取られたことは一度や二度ではない。そんな時、「もう二度と来るものか」と憤ると同時に、「あの医師は、きっと私の顔なんて覚えていないのだろうな」と寂しく感じる。

今日外来で診た患者の顔を思い出せますかの画像

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