今はまだサウジアラビアを中心とした中東での出来事と思っていたのは、大いなる誤解だった。中東呼吸器症候群(MERS)のことである。この夏、関西の開業医A医師は、MERS感染が否定できない症例に遭遇した。呼吸器系の専門医でもあるA医師は、早速、保健所に相談。1種感染症病棟を持つ総合病院へも連絡をした。しかし、最終的には自らが診療に当たらねばならなかったという。匿名化を条件に、A医師にその経験を語ってもらった。

MERS疑い例に遭遇した開業医の苦悩の画像

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