主にプライマリ・ケアの外来患者を対象にした研究で、「問診で患者から詳しい情報を聞き出せば約86%は診断がつき、身体診察を行うと6%情報が増し、さらにX線検査や血液検査を行うともう8%情報が追加される」という報告があるそうだ。これは診断の9割近くが問診で付くことを意味する。診察や検査は問診で付いた診断を裏付ける場合がほとんどで、診断を変更するほどの情報をもたらすことは滅多にないということだろう。まれな病気が多い専門外来などでは、ここまで高い数字は得られないだろうが、問診がいかに重要かを裏付ける研究データである。

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