薬局の大きな薄い窓を大粒の雨が打ちつけ、そこから見えているぼやけた景色が一瞬光る。数える間もなく轟音が鳴り響いた。閉店間際の薬局は開店休業状態を維持している。僕はといえば、本気を出した梅雨前線がもたらす気圧の変化のせいか、はたまた雷鳴にも動じないこの男の存在がそうさせるのか、軽い頭痛を覚えていた。

薬物トランスポーターが取っつきにくい理由の画像

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