ボクが会社員だった頃、月曜日の昼休みには熟年女性の保険外交員がオフィス内を我が物顔で歩き回っていた。ところが近年、外資系保険会社が席巻し、往年の熟年女性外交員とは明らかに違う男性外交員がアポイントを取って訪れるようになった。パリッとしたスーツに身を包んだ彼らの営業スタイルは、彼女たちのようにお菓子を配り、野球のチケットをちらつかせるわけではない。「今、〇歳ですよね。65歳で引退するとしたら、その後、幾らくらい必要ですか?」などと語り掛けてくる。決まって大学ノートに黒いサインペンで図を描きながら─。製薬会社から外資系保険会社に転職したボクの後輩T氏も、そんな保険外交員の一人だ。

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