【相談】
患者さんから「貼ったままテニスをすると、かぶれてしまう痛み止めの湿布があるようだが、私の湿布は大丈夫か」と相談がありました。ケトプロフェンの光線過敏症のことだと思いますが、薬局薬剤師として知っておくべきことを教えてください。(50代女性)

【回答】
ケトプロフェンは剥がした後も発症。化粧品成分の過敏症にも要注意

【回答者】
日本医科大学武蔵小杉病院薬剤部長 笠原 英城 非ステロイド抗炎症薬(NSAIDs)の貼付薬は、頻繁に処方される薬剤であり、貼付したまま屋外でスポーツに興じる患者さんも多く見られます。

 患者さんの質問にあった「痛み止めの湿布をしてテニスをすると発生するかぶれ」とは、ケトプロフェンの貼付薬(商品名モーラス、ミルタックス他)による光線過敏症のことだと思われます。

 ケトプロフェンの添付文書をみると、「禁忌」と「重要な基本的注意」の項目に、光線過敏症に関する記載があります(表1)。 ロキソプロフェンナトリウム水和物(ロキソニン他)など、その他のNSAIDsの貼付薬の添付文書の「禁忌」などには、「日光」や「光線」に対する記載はなく、副作用の欄には、接触による痒

押さえておくべき光線過敏症の画像

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