2月15日に出された後発医薬品の製造販売承認薬一覧を見て、目を疑った。降圧薬のアイミクス配合錠(イルベサルタン・アムロジピンベシル酸塩)の後発品であるイルアミクス配合錠に「イルアミクス配合錠『DSPB』」(製造販売元、DSファーマバイオメディカル)と「イルアミクス配合錠『DSEP』」(同、第一三共エスファ)という、非常に類似した屋号を商品名に持つ後発品が承認されたからだ。

 この2つの屋号については2017年8月、イルベサルタンが承認された際にも同様の懸念が呈されていた。しかし、イルベサルタンについては第一三共エスファ(DSEP)が発売を見送ったため、読み違えの心配がなくなった。ホッとしたのも束の間、今回はイルアミクス配合錠で、その懸念が現実のものとなってしまったのである。

 もともと医薬品名は類似したものが多く、それが処方時のオーダリングミスや調剤時の取り違えの一因となっており、死亡例や重篤な健康被害を被ったケースも少なからず報告されている。

 そうした事故を防止すべく、例えばアマリール(一般名グリメピリド)とアルマール(アロチノロール塩酸塩)では、アルマールを「アロチノロール塩酸塩錠『DSP』」と、名称

判別困難な後発品の名称ルールを早急に改善せよの画像

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