「あ〜、もう!なんで分かってくれないのかなあ……」

 閉店後のカラー薬局白岩店。投薬カウンターで頭を抱える青木の姿は、もはや定番の光景となりつつあった。

「またか。そろそろ見飽きてきたのう」

「あ、じいさん。ちょっと聞いて下さいよ〜」

 青木が待ちかねたように話し出したのは、3カ月前に非常勤で入職した薬剤師、茶谷小太郎のことだ。

“使えない”部下と“使えない”上司の画像

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