ケース:保険薬局に勤務する薬剤師のUさんは、昨年の「臨床検査技師等に関する法律」改正に伴う、受検者の自己採血による検体測定にとても興味がありました。薬局で血糖を測定することで、“糖尿病予備軍”といわれる人を早期に発見でき、将来的な合併症リスクを低下させることにつながる。あるいは、健診を受ける動機付けとなり、地域住民の健康への意識を高められる――。地域医療への保険薬局の新たな関わり方に、そうUさんは期待していました。しかし、Uさんには一つ疑問がありました。糖尿病のスクリーニングを行うことは、はたして、死亡リスクなどを減らして健康寿命を伸ばすのだろうか、という疑問です。

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