循環器疾患の医療費の適正化を考える際には、個人における危険因子の重症度や集積数のみならず、集団における危険因子の頻度にも注意を払う必要があることが分かった。危険因子が軽度あるいは少なくても、そういう人が多数いれば、全体の医療費を強く押し上げるからだ。このことが、健診所見と医療費の関係を長期にわたって追跡、検討した滋賀国保コホート研究で確認された。研究メンバーの一人である金沢医科大学医学部公衆衛生学准教授の中村幸志氏が、第24回日本疫学会学術総会(1月24〜25日、開催地:仙台市)の奨励賞受賞講演で報告した。

関連医療費、高血圧前症/ステージ1高血圧とステージ2高血圧で大差ないの画像

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