急性冠症候群(ACS)の患者で、PCI後に悪性腫瘍の合併が認められた場合、悪性腫瘍の手術に際して2剤併用抗血小板療法(DAPT)を一時中止したり、手術をDAPT後に延期するなどの必要が出てくる。PCI施行前に、悪性腫瘍合併の可能性が高いかをある程度推測できれば、ACSに対する治療法選択の参考になる。茨城県厚生連茨城西南医療センター病院内科の酒井俊介氏らは、ACSに対する緊急PCI施行後に、悪性腫瘍が新規に診断された症例を検討。高齢、男性、貧血および高血圧が悪性腫瘍合併の有意な予測因子になることを、第48回日本成人病(生活習慣病)学会学術集会(1月11〜12日、開催地:東京)で報告した。

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